浩 おぃ酔っ払いどもが寝て起きないよ
愁 寝かしとけ

香織 いいの?

愁 もう 起きやしないよ

陸 行こう行こう

仁 酔いも覚めてつまらない掘って帰ってろぜ

そして酔っ払い三人を車に残して8人いくことになった

学校のすぐ裏山登ってすぐのところの木の下 そこ八年前に埋めたある
木が沢山生えて太陽の光を遮ってしまい昼でも薄暗い場所

仁 俺今日夜勤だからすぐかえぞ
さっさと行こう

愁 はぇーよ仁

仁を先頭に登っていた
香織 ねぇ木の目印ってなんだっけ?

隆史 どんなんだけ?

加奈 なんか残したよね
あっ私カプセルになり入れたか忘れたな
陸俺確かラジコン入れた

美代子あたしは当時の彼との思いでいれたな~

武司 俺全く覚えてねぇよ

愁 2003年に卒業したから確か木に2003って書いてあるハズだ

先にいった仁は途中で膝をついて固まっていた
それを見た愁達は仁とこに駆けつけた
愁 どうした 気分が悪いのか

香織 仁くん大丈夫?
仁 …今 そこ木の陰になんかいた…

と指差して小さな声でいった
明らかにさっきの仁とは違っていた

武司 なんかって何?
美代子 やだ~怖くなっちゃうじゃん~もう