「結那?」





日向の声がした





「おまえ、髪切ったのか」





日向が聞いてきたが答えなかった





私が包まっていた布団日向が優しくはがし日向は私の髪を触った




日向後ろには望も立っていた


「誰に切られた?」





「美容師さん・・・」




私はすぐに嘘を言った




「うそをつくな、見れば分かる美容師じゃないだろ?」




「嘘じゃないもん」



だんだん声が小さくなった