青年は私から離れると 身に付けていた十字架のネックレスを 私の首に身に付けた。 「しばらくはこのネックレスがお前を守ってくれる。でも、お前が大きくなるにつれて血が特殊になっていきネックレスじゃ封じ込められなくなるだろう」 「…どうしたらいいのぉ?」 すると、青年は優しく微笑み私の頭を撫でた。