星花「……ねえ。」


尊緑「なんだい?星花。」


星花「魔物が私のこと、“星花の巫女"って言ってたんだけど。それってなに?」


尊緑「“星花の巫女"はね、神の力を上げる巫女の事。流れ星が降る夜に生まれ、名前は必ず“星花"。星花の巫女を喰らって自分の力にしようとする魔物は少なくない。」


星花「どうして“星花の巫女"って言うの。」


尊緑「昔、流れ星の事を、花火のようだって形容した者が居た。だから星の花で星花。」