星花は必死で水地山を登る。そしてたどり着いたのは………


星花「神社…」


「星花。」


星花「っ?!だれ?!」


「星花。やっと会えたね。君に会えるのを待っていた。」


星花の目の前には、緑の髪と茶色の瞳を持った美しい男が居た。


星花「あなた誰よ?!」


「僕の名前は尊緑。この神社の神さ。」


「神?」


星花は、怪しい人を見る視線を男に向け、思わず後ずさった。


なによこの人。自分が神様?頭おかしいのかしら。



尊緑「ひどいなぁ。僕は真実を言っただけだよ。見て。」



私、なんにも言ってないのに…なんで私の思った事…



ざっ…


星花「!?水が動いた?!」


水は蛟の形になり尊緑の側まで来た。


星花「あなた…何者なの?」


尊緑「僕はこの神社・蛟神社の神だよ。」