水の子「尊緑様?!どうされたんですか?!ひどい怪我だ!はやく手当しなくては!」


尊緑「水の子…手当…より…回復詞…と解毒…詞を唱えた方が…良い。」


「尊緑。」


尊緑「虹…明。」


水の子「他の方は?」


虹明「俺の社が一番近いからな。だから俺が来た。俺が詞を唱えよう。」


尊緑「ありが…とう。」


虹明「気にするな。仲間を助けるのは当然だろう。」


虹明が詞を唱えたおかげで尊緑の怪我は治った。

尊緑「星花、待ってて。必ず助けに行くから。」


尊緑は蛟の姿になり黒竜の社めざし飛んで行った。