ここ、白雪にも特待生として 入学することが出来た。 裕福な家庭でもない。 ただ、普通の家庭だ。 少し、生活に苦しいって言っても いいくらい。 だけど、甘えたことは言えない。 そんな一般人な俺が、 こんな金持ちだらけのクラスに あうのだろうか…? そんなことを考えているうちに、 不安にしていた気持ちは一瞬で 和らいだ。 レオとエレナ。 2人が俺をリードしてくれたんだ。