「そうだ先生!!
 私、ちょっと顔合わせに行かなきゃ・・・!」


やばいやばい。
ここにいなかったということは、部屋を間違えているわけで。

先方をすごい待たせているということに・・・!




「あ、今日ないよそれ。」


「え!?」


「今日っていうか、もともとない。
 ごめん、嘘。
 鈴木さんが計画してくれてさ・・・。
 もちろんこの企画は本当だし、最有力候補なのは間違いな。
 ・・・っておーい?」



途中から先生の話聞こえてなかった。
そりゃあそうでしょうよ。