ガラッ。
今思えば多分、その扉があいた瞬間に私の普通は飛んでいったんだろうね。
この時入ってきたのがあなたじゃなかったら、
今私たち家族はどうなっていたのでしょう。
きっと今までと同じように笑って過ごしてたんだろうか。
けど私は今なら思える。
これも運命だったんだと。
あなたに会えて後悔はしてないっていったら
お父さんに叱られるだろうか。
お母さんに謝られるだろうか。
知香子に会えるだろうか。
詩麻、あなたに向かって笑えるだろうか。
先生。
あなたに嘘はつけただろうか・・・。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…