「古田!」


「瑠来ちゃん!?」


「おい、瑠来っ、しっかりしろ。」




あー、ぼけぇーっとするなぁ。



なんか、さがわしーしさぁ。


「瑠来!瑠来!」


ふわっと中に浮く身体。


目に入った顔は多野だった。



そこでプツッと意識が途切れた。