と、その時





男「おい、その制服うちの高校だな。見かけないから新入生か?」




ん?私に会話してる?


やだ、黒縁メガネじゃないのあなた
ストライクだわ




って!!えっえっ!!




うちの高校??新入生???





ハッッッ!!!!




私のことか!!!





男「ほう、俺がストライクなのか」

えっ!あれっ?聞こえちゃったのかな


うわあああああ恥ぢい!!







男「それは心でしゃべっているのか?それにしてもデカイ一人言だな」





あーワタシ声に出しちゃってたんですね
お恥ずかしい、気をつけよう





あみ「失礼しました(にこ」


男「迷子がそれ以上迷子になってどうする」







あーもーそこから声に出ていたんですね





男「ここから学校まで徒歩15分ぐらいだが、しょうがない助手席のれ」



男「あと、俺はお前のその着ている制服の高校の科学の教師をつとめてる。斎藤まもるだ」






あみ「せ、先生でしたか、先ほどは失礼しました」


斎藤は自分の黒い車に乗る

そしてあみもためらいながらも助手席のドアを開け、乗った。




わーわー!先生いい匂い!!!///





斎藤「いやーしかしお前もバカだな小学生相手に遅刻しようなんざ」




あみ「あ、そこからずっと見てたんですね。助けて欲しかったのに(ボソ」





斎藤「お前が助けてただろ、それで今俺がこうしてお前を助手席に乗せて学校に行くのを助けてあげてるだろ、あ。もう着くからここで降りろ」






あみ「せ、先生ありがとうございます!このご恩は必ずお返しさせていただきます!」






バタン

ブロロロロロー...









先生、ステキです!!!!







お父さんお母さん、ワタシ一目惚れをしてしまったようです

あみ「さいとう...まもる...」

ふと時計をみる

あーっ

8:35分!!!!!!!!


校門まで全力で走るあみ



それを校内の駐車場から見守る斎藤