「えーと…何者だろう…?」



「じゃ、質問変える
何で、俺はこんな所にいるんだ?」



「昨日、道端であなたが倒れてて、怪我してたから私の家につれてきたんだけど…」



話をしていると、ドドドドドっと地響きのような音が聞こえて、いきよいよく扉が開かれる


「澪ー!昨日の少年は起きたかー?」


隼兄…

タイミングが…


その後ろから海兄がため息をつきながら現れる



「隼斗、五月蝿い
起きてなかったらどうするつもりなんだよ」



「あー、わりぃ!で、起きたか?」



「うん、さっきちょうどね」