「…ん…
あれ…?寝ちゃってた…」


寝ている彼の方を見て、起きているか確認する


まだ、目は覚めないみたい


しばらくボーッとしていると、彼の目が開いた


…!


「わ、起きた…ッ」


その声に反応したのか、睨みながらこっちを向く


「えっと、あなたは…誰…?」


わー!いきなりこんなこと言ったら失礼だよね…ッ!


私がこんなことをいきなり聞いたからなのか、眉間によるしわが増えていってる


「あ"ぁ?てめぇこそ、誰だよ?」



「私は九条 澪です」



「んなこと聞いてんじゃねぇよ
何者か聞いてんだよ」