「で、でも!
家に帰るつもりはないって言っても、これからどうするの!?」



「よぉしっ!決めた!」


今まで黙っていたお父さんがいきなり大声で言った



「な、何を決めたの…?」



「君、ここにすみなさい!
部屋ならたくさん余ってるから心配ないよ!」



「お父さん、いきなり何言い出すのよ!?」



「えー、だって帰るつもりがないって言うし」



「昨日あったばっかりの奴に、んな迷惑かけらんねぇ」



「気にすることはないよ!
ここで君を放り出したら、後悔するような気がするんだ」



「でも」