私はいつものように仕事場から帰っていた。 私の家から仕事場までは、歩いて20分くらいの距離。 健康のために歩いて通っている。 あと少しで家に着く。と、思った時。 ガバッ! 「?!」 後ろから突然口に布があてられた。 抵抗しようにもすぐに意識がなくなり、気づいたらこの部屋にいた。 足につけられた鎖をみて、悟った。 あぁ。監禁されたんだ――。