っていうか・・・

「ちょ・・・まっ・・」

息継ぎができなくて
必死で 手を突っ張って
唇を離した。


「あははは まさか
まだ息継ぎの感覚
分かんねぇのか?」


分かんないも何も・・・

いきなりだったから
心の準備というものが・・


息が途切れ途切れで
反論すらできないけど・・・


「さーてと・・・
春菜も 潤んだ目で誘ってる事だし
寝るか」


そう言うと
私の体を軽々と持ち上げ

「え!?ちょ・・まっ・・
な、何!?
さ、誘ってないってば!?」

ジタバタする私に問答無用で
ベッドの方へ押し倒すと
上から
輝樹の体が覆いかぶさってきた。


「ひゃっ・・ちょ・・
ま、まって
輝樹ってば
んっ・・」


「んー?何も聞こえねぇー」


キスをしながら
余裕の笑みを浮かべたと思ったら


「ったく、一人前に
色気づきやがって。
そんな顔
俺以外の前ですんなよ」


いきなり
怒ったような口調になるし・・

・・・輝樹こそ

扱いが難しすぎる・・・。