終わったあとは
もう、
動きたくないくらいの脱力感。

そんな私を
いつも
少し笑うような表情で
見ている輝樹。

「もう!
見ないでってば・・・」

そう言いながら
布団を被ると

「なーにを
今更 恥ずかしがってんだか」

笑いながら
布団を剥ぎ取り
鼻をつままれた・・・

映画とかではさ、
こう・・・
照れくさいような雰囲気で
2人ベッドで
あつあつ、まったりとかなのに

現実じゃ、

ムードも何もあったもんじゃない・・・

けど、
こういう
雰囲気が好きだと、
幸せだと思えるのは
やっぱり、

好きな人となら
どんな雰囲気でも
関係ないんだと
実感させられる瞬間だ。