ピンポーンッ

え?うそ!?

時計を見ると
10時過ぎ・・・

何だかんだ言って
寝てた自分って・・・

慌てて 隣の輝樹を見ると

ん?いない・・!?

・・・シャワーの音?

バスルームに行くと

「きゃっ・・!
あっ・・ごめ・・」

ちょうど
輝樹が出た直後で
思いっきり
裸を目の当たりにしてしまい
急いで扉を閉めた。

「ん?何?
どうかしたか?」

服を着た輝樹が
髪の毛から雫を垂らし
私の顔を覗きこむ。

やばい・・・

お風呂上りの輝樹は・・・

心臓に悪すぎる・・・

って!
違うじゃん、私。

「さっき、たぶん
隣のお姉さんが来た・・かも」

「は?出なかったのか?」

「だ、だって・・
輝樹 お風呂いたし・・」

っていうか
思いっきり
裸見たから 動揺しまくって
それどころじゃなかったっていうのが 本当なんだけど・・・