「で?春菜は
何か 言い訳あるのか?」

言い訳・・・・
何に対しての言い訳をすれば・・
いろいろありすぎて
わけわかんない・・・

「別れるの・・・・?」

今の この状況は
輝樹に 見放されたような状況だ・・・

「どうすっかなー
でも、春菜
俺 前 言ったよな?
男と2人で会ったら
別れてやるよって。
覚えてるか?」

「覚えてる・・・・」

「んで、そう言ってたのに
これだろ?
どういうつもりだったわけ?」

「・・・それは、
輝樹だって・・・・
浮気しないって言ったのに・・」

「あー、そうだな。
にしても 何で 俺が
浮気だって?
つーか、何で女といるって分かったんだ?」

「見たから・・・」

「見た?どこで?」

「ちょうど、輝樹の車に
女の人が乗り込んで行った所・・」

「・・・・なるほどな。」

「何で?どうして・・・
私だけじゃダメなの?」

「俺の中では 春菜だけだって
何度も説明してんだろ?」

「実際は 全然 違うじゃん・・・」

「どこが違う?」

「浮気してるって事は
私だけじゃないって事そのものじゃん・・」

「んーそうかぁ?
俺なりに 春菜に対しては
ちゃんと真剣なんだけどな・・・
伝わらないんじゃぁー
しょうがないな・・・」