「今日は休みだし
時間は たっぷりあるぞ?」


そう言いながら

輝樹の顔が

どんどん近づいてくる。


少しずつ 後に下がる私に


「んな逃げなくてもいいだろうが。」


「だって・・・これ以上されたら 変になるもん」


「それ褒めてんの?」


「え?あ・・・・」


こんな時の輝樹は

ほんとに 意地悪そうな顔で笑ってるから

どんどん

私は 追い込まれていくんだけど・・・


そんな私にも



最後の手段というものが存在する。


それは・・・・


「え?お、おい!?」


そう、

輝樹に 思いっきり抱きついて

ギューって力入れてみる。


そんで・・・・