やきもちじゃない。なんか殺気?w


「まぁいーや!また誘って!連絡するからぁ!」

また?またてなんだよ!笑


「じゃ、じゃーな!」

さてどーするか・・・
とりあえずとことこ歩き出す。

「待って、さお、違うから。
 人違い!違うから!」

うわ、苦しい言い訳笑

そう言いながら哲は
あたしの腕を引っ張りながら近くの店と店の間の
道にあたしを連れ込んだ。

「人違い?何言ってんの?」

さっきまでにこにこしていた
顔を一気に変えて冷たく言った。
あんま見せないこの顔に哲君動揺、

まぁ無理もないか・・・・

「ほんと!信じて!人違いは言い訳だけど、
 俺さ、最近さおに会ってなくて、寂しかったんだよ、
 ほんとに、俺さおだけだから、信じて?」

はぁ?何言ってんのこいつ、あぁ
だめだ。

と思ってたら・・・


「あれ、沙織さん、何してんすか?」

うわ、こんなときに!嫌な奴に出会ったよ、

「ほんとだ、沙織さんだ、ちわ!」
 

と5人の集団が挨拶しながら礼をしてきた。
まずいぞーーーー非常に汗


「おー久々、こんなとこで何してんの?」

迷ったあげくこいつら利用して振ってやろう
と考えた。

「相模さんに見回り行ってこいて言われて 
 見回りきました。沙織さんところでその男、
 誰ですか?」

一気に哲に5人とあたしの視線が行く。
確実にびびってる。

「え、さお・・・誰、こいつら・・・」

「はぁ、さお?てめぇ誰に向かって口きいてんの?」

と5人の中のりくという男が言った。
やっぱ言うと思った笑

「え、誰て・・・こいつ俺の彼女。」