走りにくい線路上を全力疾走する小川分隊。

やがて、ブービートラップを仕掛けたポイントに差し掛かる。

「……」

無言のまま、アイコンタクトを送る小川。

小暮や谷口、豊田や麗華がそれに頷く。

上手くワイヤーに引っかからないように飛び越えて進む小川達。

しかし、生体兵器やディアボ達は何も知らない。

大群で小川達を追いかける彼らは、足元の高さに仕掛けられたワイヤーに引っかかる!

同時に手榴弾の安全ピンが抜け、ディアボの群れと生体兵器を巻き込む大爆発が起こる!