授業が終わり、あゆこがコッチへ来た。
「あれ?ここのゴミ箱凄いね~。ゴミが消えてるぅ」

明希は黙ったままだった。
「なに?無視?良い度胸やん」
あゆこは明希を無理やり立たせ、突き飛ばした。

〈ガタンッ〉と凄い音がした。
明希はあゆこを一瞬見て、目をそらした。
「なんなんよその目。本当ウッザイね。なつみっ!コイツ連れて来い。トイレ行くぞ。」
なつみはあゆこの言うとおりにした。