川沿いを俺らは歩きながら学校へ戻る。

「バカ章め。心配かけんなっつの」
「バカとはなんやバカとは!!バカって言った方がバカやねんバーカ!!」
「バカっていう挑発にのる方がバカなんじゃっバーカ!!」
「バカバカうるさいわ!大バカ野郎!!」
「バカバカ言ってきたん章やろバカが!」
「糞ジジイがバカとか言うからやろが!」
「まだジジイ違うしバーカ!」
「お前中身がジジイみてーな考えやねんっバーカ!」

(あいつらバカって何回言ったんか気になるところやな…!)

「…二人ともバカ。それでいい。」
満が言った。
「はー…い」
満ったら説得力あるな!ふだん喋らない分!!