プルルルル…プルルルル… 一体誰だろう。 これは…学校? 「はい。西條です。」 「もしもし。私は須磨学園の松宮と申します。いつもお世話になっております。柚軌さんはいらっしゃいますか?」 た、担任?? 「先生?!私です、どうかしましたか?」 新学期早々担任から電話って… 私なんかしたかな… 親がいなくてよかった。