「う──わああ…」


とてもとても


綺麗にかかった


澄んだ空に映える


虹色の橋


私は言葉を失った。


「超でかくない?あれ」


「う…ん…」


「ハハっ、感動しすぎだろ」


「だって…虹好きなんだもん…」


てか今、笑った?


イチゴくんの笑顔


それは反則級に


私の心に響いた


キラキラ光る虹と


キラキラ光る霧雨の粒


今思い出せば


きっとこの時だったんだ


キラキラ光るあなたに


私が恋をしたのは────