「まあ、問題ないか。」 ほっと胸を撫で下ろす。 楽器の変更は仕方ないことだとは、 思う。 それよりも… これでまた相川先輩と部活ができる。 矢野さん、新田さん… そして、晴。 よかった。 短い時間だったけど、 あたしは、準備室で過ごした時間が好きになっていたんだ。