早く行きなと急かされ、 あたしたちは視聴覚室へ向かった。 「ねぇ、パーカスできなかったらどうすんの?」 あたしは晴くんに問いかける。 「俺らどっちかって言われるかもしれないんだよねー。」 「うげー」 「まあ、行ってみないとなんとも言えないよ。」 確かにそうだけど…