「矢野…みんな… わたし意地っ張りだからさ… 何でも自分で解決したくて。 でも、部活はわたし1人の モノじゃないんだし、 そういうの、よくないよね。 謝らないといけなかったこと、 いっぱいある。 今まで…ごめんなさい。」 舞実さんが涙ながらに話し終えると、 誰からともなく拍手が起きた。 あたしも精一杯、心から拍手した。