珍しく無言の車内でそんなことを考えていると、あたしが降りるバス停で…




「次は公園前、公園前でございます。お降りの方は降車ボタンをー」






あたしがボタンに手を伸ばそうとすると、指の長い綺麗な手がそのボタンを奪った。



ぴーんぽーん