「そうじゃないって。 合奏、結構きついこと言われてるよね? 俺もだけど… 誰にも言わないから正直に言ってみて」 何故か先輩にはそのままの気持ちが すらすら出てくる。 「…怖い、です。 勿論、みんなのために言ってくれてるのは分かっています。 でも、正直合奏が終わるとほっとしてしまうんです。」