好きなんだよ
気付よ
バカ
こんなに
キミが
大好きなのに
あの子といる 君を見かけた
ただそれだけで
心が押しつぶされそうになって
涙が出た
できるだけ視界に入らないように
足早にその場を去った
降る雨は優しくて
あたしの涙を
隠してくれた
君に笑いかけることだけで
精一杯の
あたしの初恋
あじさいの花はただ
涙に埋もれる
あたしを見てた
どんなに好きでも
君は遠くて
手が届かなくて
君は眩しすぎて
ずっと見ることもできない
例え君に
気付いてもらえなくても
ずっと
君が大好きだよ
あれが欲しい
これがしたい
それを見たい
欲望はつきない
アナタヲヒトリジメシタイ
でも
それさえ叶えば
他になんにも
いらないのに
君があたしを見て
微笑む
君があたしに
夢を語る
そんな場面を
何度
願っただろう
いつも
その役目は
あたしじゃなくて
君は
アノコしか
見てないんだ
あたしの
心は
君のものなのに
ずっと前から
そうなのに
君の
心は
手に入れられない