キミの
視線の先を追う


でるのは
ため息ばかりで


あたしの瞳には
あのこが映る




キミの
瞳に映っているのも


きっと
あのこで


心が苦しい




キミのこと
ずっと
想っていたならば



いつか
届く気がしてたんだ




あたし
バカだね





好きなんだよ
気付よ
バカ




こんなに
キミが
大好きなのに







あの子といる 君を見かけた
ただそれだけで
心が押しつぶされそうになって

涙が出た

できるだけ視界に入らないように
足早にその場を去った

降る雨は優しくて
あたしの涙を
隠してくれた


君に笑いかけることだけで
精一杯の
あたしの初恋

あじさいの花はただ
涙に埋もれる
あたしを見てた