「あっ!柊弥、待っててくれてありがと♪」

「待ってたい気分だったから」

「んっ…」

美愛の唇は冷たかった。

「し、柊弥さんっ…ど、どうしたのっいきなりっ…」

「ん?いや、やっと半年だなって…」

「ん…?




あ!そうだ!半年だ!

このオソロイのネックレスは確か二ヶ月に柊弥がくれたんだよねっ」

「あぁ」

「うれしいなっうれしいなっ。

あたしたちの思い出っ」

「思い出なんか、もっとたくさんできるから、そのうち」

「そ、そうだねっ」