本当に本当にひとりぼっちになってしまった。



今までだって何度もひとりぼっちだと思ったことはある。



だけど、ここまで怖く思うのは初めてだった。



怖い……。



これからどう生きていけばいいのかわからない。



本当にひとりぼっちになるってこんなに怖いことなんだ。



俊平はこんな思いを知っていたのかもしれない。



だから病院で会った時、あたしの心配をしてくれていたんだ。



なのにあたしは心配しないでなんて自分勝手なことを言ってしまった。



それなのに俊平はまたあたしの前に表れた。