「シュンさんはあたしのもんだから!」


「…俊平とは2度と会うことはないよ」




この前みたいに偶然病院で会うこともない。



あたしは俊平の人生から消える。




「会わないだけじゃ駄目なのよ!」


「えっ?」




女の人の目がさらに険しくなった。



どうやらあたしは相当恨まれているらしい。




「あんたが存在する限りシュンさんはあたしに振り向いてくれない!だから!消えてよ!この世から」