たくさんの質問に
少し混乱しつつも


ひとりの顔が浮かぶ…


















「……お父さん…」









あたしの答えに、



「正解」



と口角を上げる駿。






「…麗が、
 その気持ちを忘れない限り


 お父さんは
 麗の中で生き続ける。



 楽しかった思い出も、
 辛い思い出も、

 全部麗のお父さんだ」