時間の流れは早いもので、





"白龍総長になる"


そう、決めたあの夜。





あの夜から




黒龍のみんなに
気づかれないように

さりげなくありがとうを伝えたり、




黒龍倉庫の掃除をしたり、




もちろん家の掃除もしたりとか、





残りの時間を大切に使いたくて
いろいろ計画を立てたのに





その半分も実行できずに


約束の"今日"が来てしまった。









唯一達成できたのは、


荷物をまとめられたことだけ。