「…お父さんは、 あたしを守ってくれたけど。 …あたしは、 お父さんには、 自分を守って欲しかった…。 あたしのために 命を捨てて欲しくなかった…」 あたしはまた、 嘘 をつく。 嘘じゃない。 本当のことだけど…、 きっと竜聖は 何もかも全部見透かしてて。 それを隠すためには こう言うしか無かったんだ。