そっと、
その隣に座ると




「…竜聖らしくないね、

 おもしろい?」




竜聖の顔は見ずに、
そう尋ねる。





「…意外とおもしろいですよ。

 たまにはこういうのもいいですね」




竜聖も
あたしの方を見ることはせず、

テレビに目をやる。