俺は、
今すぐにでも麗のもとへ
行きたい気持ちを抑え







「うりゃああああああ!!!」





目の前で
バットを振り回す男を
蹴り飛ばした。























「…海龍は俺が守るから」




誰に言うでもなく
俺は小さく、小さく呟いた。







-駿side end-