「…ここか…」




総長に渡された紙に
記された星印。




目の前には、
小さな倉庫のようなもの。





壁は一面ツルで覆われていて
窓ガラスは割れているのもばかり。






「…本当に居るのか…」





あまりの汚さに少しだけ不安になる。