おじさんと初めて会ったのは お父さんが病室のベッドで 眠っていたあの日。 お父さんが 黒龍の総長を始めたての頃。 怪我をするたびに この、おじさんの病院に 来ていたそうだ。 …そして、 あの日も。 銃で撃たれたお父さんは、 この病院に運ばれた。 そして、 お父さんの手術を行ったのが 今目の前で あたしの手当てをしてくれている おじさんだった。