「莉菜ッッ!2人で話したいんヤケド」

あたしはコクリと頷いた。
蒼衣は気を使って帰ってくれた。

「なんで、リスカしたん???
おばちゃんとかおじちゃんことやろ?
莉菜がはっきり言わんけえやん!!
いっつもはっきり意思表示しりって
いいよるやん。ねえ!!」

あたし達はまた喧嘩になりそうだった。

それに泣き虫のあたしはもう目が
うるうるだった。

「違.....う...。親じゃない」

今日は自分の気持ちを伝えようと
決心した!

「なら、なんなん?話して」

「自分と由香里...」

言ってしまった。これが
いいか悪いかは分からない。

けど自分にとっては悪いことじゃないし
間違ってないと思ってる。

「うち、自分の性格が本当に嫌なそ。
はっきりしてないしノリにのれんし・・・
何回も死のうと思ったことあるし・・・
何やってもうまくいかんしさっ
なんでうちこんな奴なんやろうね
生まれてこんでもよかったのにね。

それと由香里と最近喧嘩ばっかやん?
もう耐えれん。ってか一緒におりたくない
おるだけでうちのストレスやし
由香里もうちに「死ね」とかゆうやん?
だけえもう死のうと思って。。。」

言いたいこといえた。自分なりに
スッキリしていた。

「ごめん。うちなんも気づかんかった。
うち無意識のうちにいろいろいっとるわ。」

「ほんとごめんっっ」

それだけ言って急いで由香里は
帰っていった。