次の日から、

いつもの日課の、瑠樹への挨拶を元気よくするようにした

『おっはよー、瑠樹』

「おはよ」
瑠樹は不機嫌そうに言う。

でも、やったー!!

朝から瑠樹と話ちゃった!

嬉しすぎる!!

そういえば、瑠樹の好きなひと誰なのかな

ちょっと気になる…

でも、知ったら失恋決定だしなぁ~

まだ、舞花から聞かないしよっと

絶対に知ってるだろうし、舞花なら

でも うれしいなぁ

いつかは、瑠樹が名前で呼んでくれたら

何て思っちゃったりー

英語とかは、ペアでよみあいをするし

だから、瑠樹と一緒だ、

うちは、でも英語できないからやだなー

「ねぇ、やるよ」

突然、瑠樹が話しかけてきた

『なっなに?』

「だから、英語でしょ、」

『あー、そうだね、』

「あー、そうだね、ってちゃんと授業聞いてるの?」

ちょっと怒らせてしまったみたいだ

『聞いてますよ~だ』

瑠樹に言い返す

「じゃあ、最初のところ読んでみてよ」

うっわ意味わかんないよ…日本人なんだから英語なんて出来なくていいのに…

『わかんない…』

「ほら、やっぱりわかんないんじゃん、ほら、教えるから、」

瑠樹は、ぐちぐち言いながらも、ばかなあたしにも分かりやすく教えてくれた