外には美紗さんの姿が。

「あら、楓恋ちゃんっ」

 にこっと微笑む美紗さんは綺麗すぎて

 自分との違いを痛感する。

「美紗さん、お久しぶりです。

 また綺麗になられましたね」

「もうっ、楓恋ちゃんみたいな可愛い子には

 そんなこと言われたくないわ~っふふ

 恋人にしたい芸能人ナンバーワンじゃないの、楓恋ちゃん」

「社長さんのおかげですよっ

 いつも本当にありがとうございます」

 軽く話をしてから

 私はその場を去った。


 今からヤっちゃうのかなー?・・

 あーあ、なんか、ほんと、諦めたい

 まあ、とりあえず、切り替えて仕事がんばらなきゃ!



「楓恋、30分後スタジオ行ける?」

「はいっ行けます!」