「だけどさ。」


亮我が頭を撫でるのをやめて両肩を持った。


「二年後の告白は俺からさせてくれる?」


あたしはそれを聞いてビックリした。

なんで。

そんなに優しすぎるの?

『亮我のバカァ。』


あたしがそう言いながら泣くと亮我はおろおろしていた。