それからフリーマーケットを見たり、クイズ大会に参戦したり。体育館にチラッとライブを見に行ったり。




あっという間に時間は過ぎて。




「あと一個くらいだな、行けんの」




関口がケータイを取り出して時間を確認。




「あと一個かー、早いなー」



午後はお化け役に徹しなければ。



「あーじゃぁさ、最後お化け屋敷行こうよ!!」



「お化け屋敷ってうちのクラスの?」



「そ!お客様として楽しも!!」




そんなあたしの提案に、だな!と関口も同意。




「じゃー行くか!」