あのあと、まっさきにマリアに知らせたんだ。



そしたら、『世話の焼けるヤツっ』って(笑)


マリアは前から知ってたみたい。



「朱里ー行くぞー!」



「待ってー♪」



そして私たちはいつもラブラブで登校してますっ!



キーンコーンカーンコーン



「朱里ー!次体育だよー☆」



「あ、待ってーマリアー!」



そして私は着替えてる時に、あることに気がついた。



「あれ?マリア。その肩の傷どうしたの?」



マリアの肩には痛々しい傷が。



「あ、これね。私、小学2年生の頃、木から落ちたのよ。」



「えっ!?大丈夫だったのっ!?」



「それがね、私の事下でかばってくれた男の子がいてね。」



「マジでっ!?」



「ぅん。あれが私の初恋だったんだ・・・。」