当日ー。



「健也ぁーっ!!早くっ!!遅れちゃうよ?」



「朱里待てよ。てかお前、俺とデートするより楽しんでるんじゃねーの?」



なっ!



「違うよっ!!」



健也と手を繋ぎながら、マリアのことを話した。




「ふーん。マリアの背中に傷があることはしってたけど、そこまでは知らなかったな。」




背中に傷があることは知ってたんだ…。


マリアでも焼き餅やいちゃう。



「で、朱里はマリアに協力するのか?」